宣告記念☆5年目の誕生日

余命宣告5年を受けたのは2014年の8月18日。
31歳のお誕生日の前日でした。
そして今年、無事に5年目を迎え、大切な人に、お祝いをしてもらいました😊

この5年間の間、大切なものに気付き、大切なものを得て、そして無くした5年間でした。

たくさん良いことを経験しました。
まずは3年前に結婚をしました。
病気になって、もう結婚はできないかと思っていた私が、この上ない素敵な夫婦生活を送らせてもらえたのは、旦那さんがグイグイ押してくれたことと、旦那さんの両親がとても温かく私を受け入れてくれたからです。
自分がヘルプマークの啓発をしたいと思った時、病気でも活動を続けられるように支えてくれたのは、旦那さんをはじめたくさんの人たちでした。
私の活動を知って、広げる活動をしてくれる人たちもたくさんいました。
私はたくさんの温かさに包んでもらいながら仕事も啓発活動も自由にさせてもらってきました。

良くないことも経験しました。
まずは闘病生活。仕事をしながら、たまには這いながら仕事や活動をしました(笑)
そして病気だからって騙されたりもして、ほんとに辛い時もありました。
そしてなにより、同じように闘病している、強く強く生きている人達の病状の悪化や亡くなった方をお見送りしてきた経験でした。
私は自分の生死は、恐らく普通の人より逞しく、自然に起きる出来事の一つだと思っています。
だからこそ私が関わった人達が、悲しみの中で強さや逞しさを感じてくれるような生き方だといいなと思っています。
でもやっぱり、自分の身近な人がお空に行った時、ほろ苦い寂しさと、最後にもう少し会いたかった後悔と、そんな気持ちで涙がポロポロ流れることが沢山ありました。

私はそんな色んな5年間の中で自分にとっての幸せをきちんと見られるようになってきたような気がしています。

経験がくれるギフト

それは素敵なことも苦しいことも、全部含めて私の人生のひとつひとつが宝物になっている証だと、この5年目の今日に感じたのでした。

さて、今日からはみんなに死ぬ死ぬ詐欺やといつまで言ってもらえるか!
また幸せに、元気に、生きる努力を惜しみなく出来る毎日を過ごしていこうとやる気満々です(*'ω'ノノ゙

HERITAGE

経験は宝である。成功も苦難もすべては財産となり、誰かの光となる。 様々な局面で出会う言葉もまた、財産である。 経験すること。感じること。伝えること。 大切なことを継承する活動。HERITAGE。

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